海外移住候補地の条件とは?:生活習慣
日本は、島国で、ほぼ単一民族のため、国民はみな似通った生活習慣をもち、特に宗教には、よく言えばおおらか、悪く言えば節操がない接し方をしてきました。
クリスチャンでもないのに教会で結婚式を挙げたり、仏教徒なのに神社に初詣に行ったり。
そんな日本人の行動は、世界の多くの人から見れば、おかしなものに写ります。
海外では、宗教や、民族固有の習慣が、毎日の生活に根強く影響している国や地域もあります。
たとえば、イスラム教では、一日に何度も、コーランを唱えてお祈りする時間があります。そのために、街頭の放送で、コーランを流す地区もあります。こんな地域に住むことになったら、うるさくてたまらないかもしれません。
また、食事も、宗教の戒律によって、イスラム教は豚を食べてはいけませんし、ヒンドゥー教は牛を食べてはいけません。
ご近所の方を招いて食事したりするときには、そういったことも気をつけなくてはなりません。
そのほか、小さなことで言えば、身振り手振りの表現が、まったく違う国もあります。「はい」のとき、首を横に振り、『いいえ』のとき、首を縦に振る、など、まったく正反対の国もあります。
また、タイでは、頭に精霊が宿ると信じられていて、子どもの頭をなでるのは大変よくないこととされていますので、注意が必要です。
イギリスでは、食器を洗剤で洗ったあと、ろくにすすがずにいきなり拭いてしまう、とか、中国では、ご馳走を出されたら、食べ切れなくて残すのがマナー、とか。
国によって異なる、さまざまな習慣がありますので、それらをよく知った上で、余計な摩擦を起こさないような行動を心がけるとよいでしょう。
そして、自分の考え方や生活スタイルと、その国の習慣があまりに合わなければ、その国に住むのはやめたほうが、賢明かもしれません。
